今回はマスク依存症になる人の原因や特徴・治し方に関して書いていきます。
私自身、20歳くらいからマスク依存症でした。
いつからか自分の顔に自信が持てなくなり、
「あ、マスクをしてれば精神的に楽だな」と思うようになりました。
それからはバイト中も友達と遊ぶ時で、ご飯を食べたりする時以外は365日ずっとマスク。
必要に迫られない限りは、常にマスクをするようになってました。
そんな日本にも数万人レベルで存在すると言われるマスク依存症の方々へ向けて、
私なりのマスク依存の克服方法を提案していきたいと思います。
マスク依存症になる理由
まず、マスク依存症になる人の傾向としては
鼻や口周りに何かしらのコンプレックスがあり、美意識が高い人というのが一番に挙げられます。
私の場合は「小鼻の形」と「頬周りのニキビ跡」でしたね。
人から見たらきっとどうってことないものでも、自分ではそれがコンプレックスの種でした。
マスク依存症チェック
もちろん程度はありますが、以下がYESで当てはまるほど、マスク依存の可能性が高いです。
多いほどに克服にも時間がかかりますが、少しずつ克服していきましょう。
- 顔に何かしらのコンプレックスがある
- 自分は美意識が高いと思う
- 自分はプライドが高いと思う
- 人の顔をよくチェックする
- 人と話す時はマスクをしているほうが落ち着く
- マスクが常にカバンの中に入っている
- 1年で100日以上マスクをしている
マスクをすることで得られるメリット
1.化粧の手間を削減
すっぴんでも気にせず外出できる気軽さから、マスク依存になる方もいます。
マスクをするだけで人目を気にせず外出できるので、楽なんですよね。
しっかりと化粧をするのには時間もかかりますからね。
2.劣等感の排除
マスクがあると自分の外見の劣等感を晒さずにすみます。とにかく顔に自信が100パーセント持てず、大勢に晒したくない、というのマスク依存症の人の特徴ですから、マスクがあることで人見知りなども緩和されるというメリットがあります。
3.精神安定剤の役割
劣等感と同様に、マスクをしていることで精神が安定するということもあります。たとえば重苦しい会議や人ごみの入り混じる空間などで、その空気を避けるためにマスクをするなどという感じで精神的な安定を図る人もいます。
4.オーラを醸し出せる?
芸能人などは職業柄、マスクをすることが多いですね。
それは「顔バレしたくないから」という理由からです。
実際に私もマスクをしていたことで、「芸能人みたい」と言われたことがあり
それで調子に乗り、マスクを多用し始めたという理由が多少なりありました。
ですが、本当に待っているのはマスクを外した時の幻滅のみです(苦笑)
以下のツイッターがなかなか衝撃を与えたようですね(´・ω・`)
\ ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア / pic.twitter.com/Ws0rS3iBDf
— れお(大森の人)@かがパラ (@lenleoooooel) 2016年3月8日
※「マスクをすることで得られるメリット」とは題しましたが、あくまでバランスを持ってマスクを使用した場合です。
頻繁にマスクに頼るようになったらデメリットのほうが大きくなる(日常生活や対人関係になんらかの支障をきたす)ので要注意です。
マスク依存症の克服方法
1.家にあるマスクを捨て去る
禁煙方法じゃないですが、これは力技ですね(笑) 愛煙家が結局また吸ってしまうように、マスクを買ってしまうのがオチだとは思います…。まずは脱・マスクの決意表明として僕はやりましたねー。
2.何がマスク依存を引き起こしてるかを考える
あなたがマスクを必要に感じる原因が必ずあります。顔のどの部分を見られたくないのかをよーく考えてみましょう。「このひどい肌荒れさえ治ればマスクは要らないな」とか、「思えばマスクをしだしたのは人に歯並びを指摘されてからだな」のように、自分のどの部分が解決すればマスクが不要になるかを知ることがまずは何よりも大事です。
3.どうやって解決するかを考えて行動する
解決すべき場所が明確ならば、解決方法を考えましょう。現状維持ではマスクが必要な生活からの脱却は難しいので、とにかく見直して変えていくべきですね。動いていきましょう。
「どうしたら自分の外見や内面に自信を持てるか?」という部分が最もキーになるはずです。思いつくことは全部やってみる、くらいのスタンスでいいと思いますよ。
最後に
マスク依存症は深刻な現代病ですね。ここ2〜3年くらいで頻繁にメディアでも取り上げられるようになった気がします。マスク依存症という言葉がない時から私は職場でマスクを毎日つけていましたが、確かにその場では楽ですが、確実に対人関係で支障をきたすようになります。
無意識に「どうせマスクしてるからいいや」といった感じで自然な表情が作れなくなっていきます。ですからコンプレックスを気にしてマスクをされている方は、マスクで安易に隠すことを覚えるよりも、根本的な解決に向き合ったほうが絶対にいいです。
根本的な解決とは、ニキビを完治させるとか上手な化粧を覚えるなどですね。
美容整形だってあなたが長年の苦しみから解放されるのであれば、決して間違いではありません。
安易にマスクに頼りだすと、マスクなしでの生活が難しくなります。
マスク依存症はいろいろな言い訳が使いやすいので、意外と職場でも許されてしまいます。(風邪気味、風邪予防、のどが痛い、花粉症、アレルギーなどなど)
一度、あなたと一緒にいる相手の気持ちを考えてみましょう。一緒にいる人が四六時中ずっとマスクをしていたらやはり気持ちは良くないですよ。私は自分の保身ばかりで、それになかなか気づけなかったです。逆にそれに気づいてからは「早く脱・マスクをしよう!」という気持ちが強くなり行動できました。
マスク依存症は一度なってしまうと治すまでが大変です。特にマスクをしなくなってすぐというのは、本当に落ち着かないでしょうが、マスク依存症は必ず治すことができます。「慣れ」という習慣に支配されているだけなので、少しずつマスクをする時間を減らしていき、自分の素顔を好きになるための努力をしましょう。
愛するパートナーや仲間と気持ちよく生きられるよう、応援しています。
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